文法に弱い人の為のTOEIC600点講座

履歴書に書けるTOEICの最低点数は600点から!今まで勘とセンスでなんとなく英語を解いていたけどTOEICがボロボロ…。そんな就活を控えた大学生の為の英文法ブログ。

冠詞:" a " と " the " ってどう違うの?【誰もが一度は引っかかる冠詞の超簡単な使い分け!】

んにちは

 

たいらんです。

 

 

突然ですがあなたは

今まで英語を勉強した上で

 

" a " と " the "を使い分けられる

絶対的な自信がありますか?

 

「自信」の画像検索結果

 

僕は使い分けられます

 

しかし僕が今からお教えする

それぞれの考え方を知る

 

僕自身、

知っていた気になっていただけ

でした。

 

大学で初めてTOEICを受けたとき

Part 5 の問題で基礎中の基礎である

「冠詞」を選択する問題がでたのです。

 

しかし僕はその問題を間違えていました。

 

そのころ英文法が既に得意で

自慢げに思っていた僕にとっては

かなりの衝撃でした。

 

そして僕はこう思いました。

 

文章に必ず1つは出てくる

基礎中の基礎である「冠詞」さえ

理解できていないなんて

 

「TOEIC600点は絶対に無理だ」

 

だからこそ僕は

基礎中の基礎である「冠詞」を含む

英文法を深く理解するようになりました。

 

そして英文法を深く理解すればするほど

TOEICの点数もどんどん

上がっていきました

 

この記事では

「冠詞」について触れていきますが

 

英文法の基礎を深く学ぶことが

とても重要ということも

分かって頂けたらなと思います。

 

それでは本題に入ります。

(前置き長くてすみません(笑))

 

 

【" a " と " the " の使い分け方】

「分ける」の画像検索結果

 

まず最初に下の文章を受動態にしてみます

 

Mary has a car.

→ A car is had by Mary.

 

John hit a ball.

→ A ball was hit by John.

 

受動態にしてみると

何かおかしいですよね(笑)

 

本当はどちらも

 

The car is had by Mary.

The ball was hit by John.

 

というように

the がつかないとおかしいのです。

 

というのも 

 

" a " がついている名詞は

「聞き手が知らない情報であり

特定できない」

 

" the " がついている名詞は

「聞き手が知っていた情報であり

特定できる」

 

という前提があるからです。

 

(※厳密には「特定」「不特定」

というのは間違っていますが

ここでは省略します。)

 

そこでもう一度

上の例文を見てみます。

 

A car is had by Mary.

 

この文章は

聞き手が知らない車が

メアリー持たれている

 

という意味不明な文章になってますし

そんなこと別に話さなくても

良いですよね(笑)

 

そしてこの文章が意味するのは

 

「この世の中にある車

というものは全て

メアリーの所有物だ」

 

というなんじゃそりゃ

なものです。

 

ですので

The car is had by Mary.

というように the をつけて

 

世界に1つしか存在しない

聞き手も知っているその車が

メアリーに持たれている

 

という文章にして

会話を成立させなければなりません。

 

 

A ball was hit by John.

 

この文章も上と同じように

 

聞き手の知りえないボールが

ジョンに打たれたというのは

おかしいですし

 

会話が成立しませんよね

 

そして上同様

この文章が意味することは

 

「この世の中にあるボール

というものは(全て)

ジョンに打たれました。」

 

になります。

ですので the をつけて

 

The ball was hit by John.

 

として、世界中にあるボールの中で

たった1つの聞き手も知っている

そのボールがジョンに打たれた

 

 という文章にして

会話を成立させなければいけません。

 

ここで問題です。

次の( )の中に a か the を入れてください

 

① Shut (     ) door.

② Did you enjoy (     ) film?

③ (     ) earth goes around (     ) sun.

 

答えと解説は一番最後です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

説明が至らぬ部分もあったと

思うので、まとめます。

「まとめ」の画像検索結果

 

【" a " がつく名詞】

聞き手が知らない情報(可算名詞)

・世の中にあるものの中で不特定に1つ

 

【" the " がつく名詞】

聞き手もわかる情報

・世の中にあるものの中で特定して1つ

(複数形ならその中で特定した複数個)

 

となります。

 

では上の問題の答え合わせです。

 

① Shut the door.

→命令文なので、聞き手が

どのドアか分からないと

閉めようがないから

 

② Did you enjoy the film?

 

→聞き手が分からない映画なら

何を楽しんだのか

答えようがないから

 

The earth goes around the sun.

 

→聞き手云々よりも

この世の中に特定できる

地球と太陽は1つしかないから

 

唯一物には " the " と言われる理由が

このためですね。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます

 

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また、何か質問があれば

 

コメントをお待ちしております!

 

では次の記事でお会いしましょう。